住宅のリフォームの一つにフロアコーティングがあります。フロアコーティングの目的は、フローリングがうっすら汚れてきた時や光沢がなくなりくたびれてきた時に施工します。つまり、光らせることやはっ水効果が欲しい場合、そして美しさを保ちたい場合に施工するのです。フロアコーティングは新築の時に行うことが多いのですが、リフォームというカタチで行うことも可能です。
フロアコーティングにはいくつかの種類があり、その中から好みのコーティングを選ぶことができます。コーティングの種類にはガラスコーティング、シリコンコーティング、UVコーティング、ウレタンコーティングなどがあります。ガラスコーティングは、光らないという特長があります、光沢が嫌いな人向けです。耐久年数は意外と長く15年から20年ほどです。
シリコンコーティングは、一般的によく利用されているコーティングで、すべりにくいことと施工料が安いのが特徴です。耐久年数は10年から20年になります。UVコーティングは4つのコーティングの中では価格が高い部類に入ります。見た目はぴかぴかになるのできれいですが、木の質感が無くなるというデメリットもあります。
それだけ硬度があるコーティングなのです。耐久年数は20年から30年ほどになります。ウレタンコーティングは、柔らかいのが特徴で木の質感を感じることができますが、柔らさゆえに傷もつきやすいという特徴があります。耐久年数は3年から10年と短めです。
いずれも一長一短がありますので、どれが適切かをよく話し合って決めてみてください。