フローリングの床は木のぬくもりを感じることができ、見た目の風合いも落ち着きがあって美しいことから大変人気があります。ただフローリングはキズが付きやすく、また経年劣化も起こしやすいので、メンテナンスにかなり手間がかかります。メンテナンスを怠ると、キズがついたり、塗装がはがれてきたり、中にはフローリングが腐ってめくれてくることもあります。このようなキズや劣化を防ぐためにもフロアコーティングをきちんと行っていくことが大切です。
最も格安なのは専用ワックスを塗布することです。ただワックスは耐久性が低く、半年程度で再び塗布し直さなければなりません。もっと長持ちさせたいというのであれば、ガラスコーティングやUVコーティング、シリコンコーティング、ウレタンコーティングなどのフロアコーティングがおすすめです。それぞれ耐久性や価格、硬度や輝き具合に違いがありますので、フロアコーティングを検討している方は、それぞれの特徴を知り比較する必要があります。
最も耐久性があるのは、UVコーティングと呼ばれるもので、30年保証をうたっています。耐摩擦性や耐熱性にも優れているますが、万一の場合の補修や塗り直しにも対応できる柔軟性も持ち合わせています。価格は30㎡で20万円以上と高額になりますが、新築時に合わせて行っておくと良いでしょう。価格を抑えたい場合はウレタンコーティングがおすすめです。
耐久性は5~6年程度になってしまいますが、30㎡で7~10万円程度で行うことができます。